はじめに
Node.jsはWebアプリケーション開発において、非常によく使われるプログラミング言語です。Node.jsは非常にアクティブなプロジェクトであり、バージョン管理が必要になります。そのため、Voltaと呼ばれるバージョン管理ツールがあります。
Voltaとは?
Voltaは、Node.jsアプリケーションのバージョン管理を簡単にするツールです。Voltaを使用すると、プロジェクトごとに異なるNode.jsのバージョンを管理できます。また、Node.jsのバージョンを手動で切り替える必要がなくなります。
公式サイト
Voltaのインストール
Voltaをインストールするには、コマンドコンソールからから以下のようにスクリプトを実行します。
curl https://get.volta.sh | bash
Node.jsのバージョンを管理する
Voltaを使用して、Node.jsのバージョンを管理するには、次のコマンドを使用します。
volta install {Node.jsのバージョン}
例えば、Node.jsバージョン18をインストールするには、次のコマンドを使用します。
volta install 18
インストールしたNode.jsのバージョンを確認する
% volta list all
⚡️ User toolchain:
Node runtimes:
v16.19.0
v17.9.1
v18.14.2 (default)
プロジェクトごとに異なるNode.jsのバージョンを使用する
プロジェクトごとに異なるNode.jsのバージョンを使用するには、プロジェクトのルートディレクトリで、次のコマンドを実行します。
volta pin {Node.jsのバージョン}
例えば、プロジェクトでNode.jsバージョン18を使用する場合、次のコマンドを使用します。
volta pin 18
固定したNode.jsのバージョンは、package.jsonに追記されます。
"volta": {
"node": "18.14.2"
}
Node.jsのバージョンを手動で切り替える
どうしても手動でバージョンを切り替えたい場合は、install で切り替えることができます。install により defult が切り替わり、既にそのバージョンがインストールされている場合は、新たにインストールされることはありません。
volta install 17
結論
Node.jsのバージョン管理は、開発者にとって非常に重要です。Voltaを使用することで、Node.jsのバージョン管理が簡単になります。Voltaを使用して、プロジェクトごとに異なるNode.jsのバージョンを管理し、効率的にプログラミングを行いましょう。